日 時 2023年1月29日(日)9時30分~12時50分
開催形式 WEB配信と現地会場併用のハイブリッド開催
会 場 福岡市東区馬出3-1-1 九州大学(馬出病院)コラボ・ステーションⅠ 2階
会場の人数制限有り【30名様まで】
教育講演 9:30~10:30
「認知症の周辺症状に対する漢方治療~抑肝散が効かない時の次の一手~」
認知症の周辺症状に対して、抑肝散は頻用されていますが、効果に乏しい症例も存在します。その際、次の一手を漢方医学的にどう考えていけばよいか、参考になる症例を交えて紹介いたします。
井上 博喜 飯塚病院東洋医学センター漢方診療科 (開催責任者)
特別講演Ⅰ 10:50~11:50
「がん免疫療法における漢方薬の可能性」
がん免疫療法、特に免疫チェックポイント阻害剤は、さまざまながん腫に適応が広がってきており、がん治療の重要な選択肢の一つとなっている。一方、漢方方剤のなかには古くから免疫調節作用が期待されるものがあり、これらの漢方薬をがん免疫療法と併用することでの有用性が期待できる。本講演では、がん免疫療法における漢方薬の可能性について、我々が現在取り組んでいる基礎研究の成果を紹介したい。
早川 芳弘 先生
富山大学 和漢医薬学総合研究所 所長 研究開発部門・病態制御分野・生体防御学領域 教授
特別講演Ⅱ 11:50~12:50
「救急医として東洋医学をいかに活用してきたか」
本講演では、1)急性期での漢方薬の使い方、2)頻用する漢方薬(芍薬甘草湯と治打撲一方を中心に)、3)漢方を普及させるために、の3点をお話ししたい。なお、1つ目の急性期での漢方薬の使い方については①なぜ、救急で漢方を使わないのか?②漢方理論は日常にも応用が利く?③西洋医学と東洋医学を流動的に柔軟にとらえた医療の展開にまで掘り下げてみたい。
中永 士師明 先生
秋田大学大学院医学系研究科(医学専攻等) 医学専攻 病態制御医学系 救急・集中治療医学講座 教授
医師 受験単位 1単位
専門医・認定医更新点数 10点
(上記、単位及び点数ともに、録画視聴のみでも取得可能。閉会後、数日以内に、参加費ご納入の方全員へ、期間限定で録画配信致します)
薬剤師 本会は、PECSの研修実施機関ではございません。
研修単位取得につきましては、ご希望に沿えず申し訳ありません。
参 加 費 医師・鍼灸師・その他一般 3,000円
薬剤師・看護師 2,000円
学生 無料 (学生証確認の上、有料1,000円の場合も有り)
事 務 局 六本松漢方内科 内
〒810-0044 福岡市中央区六本松2丁目3-6 SKビル2F
℡ 092-738-5002 E-mail senmon.kyu-tik@iaa.itkeeper.ne.jp